恋の魔法と甘い罠~おまけSS




数十分後、お風呂から出てきた二人はとてもにこにこしていて。



「お風呂気持ちよかった?」


「うん!」


「パパと入って楽しかった?」



あたしのこの質問に、柊晴は晴希さんをそっと見上げる。



「楽しかったよなぁ」


「うん! パパとおふろたのしかった!」


「よかったね」


「うん! ぼくつよくなるからね! そしたらママとけっこんするからね!」


「ふふ、そっか。じゃあ、ママは楽しみに待ってるね」


「うん!」



そう言ってあたしの胸に飛び込んできた柊晴。


さっきまでのあの涙はなんだったんだろうと思うくらいに、満面の笑みを浮かべていて。


そんな柊晴に、あたしも頬が緩む。
< 345 / 379 >

この作品をシェア

pagetop