恋の魔法と甘い罠~おまけSS
「やっ……ちょっ……」



両手で晴希さんの身体を押しながら止めようともがいても、晴希さんの力には全く敵わなくて。


それ以前に、いつの間にか素肌をさらけ出している自分に吃驚しすぎて目を見開く。



「やっ……やめっ……!」



ここはリビングで、しかもソファーの上。


電気はつけっぱなしだし、寝室へのドアも少し開いている。


もし柊晴が目を覚ましてしまったら?


ここに来てしまったら?


こんな姿を見せられるわけない。


だから力いっぱい晴希さんの胸を押すけれど、やっぱり全く動かない。



「晴希さっ! ここじゃ、だめ、だって!」



今度は口を開いて説得しようとするけれど。
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