恋の魔法と甘い罠~おまけSS
「まだわかんねぇの?」


「え! 何が!?」



じとりとした瞳を細めながらあたしをじっと見つめてくる晴希さんに、寝転がりながらだけれど、あたしの背筋がぴんっと伸びる。



「な、何のこと!?」



そして大きすぎるほどの溜め息を吐いた晴希さんは、またあたしの上に覆い被さってきた。



「ちょっ、晴希さんっ!?」


「何だよ?」


「何、してるの?」


「何って、もっかいわからせよーとしてんだけど」



わからせる?



「って、何を!?」


「あのなー。また言わせんの?」



『また』!?


それって前に言ったってこと?
< 354 / 379 >

この作品をシェア

pagetop