恋の魔法と甘い罠~おまけSS
「一緒に入るぞ」


玲夢の腕を引きながらそう言う俺に、玲夢は慌て出す。


「で、でも! 子供たちが起きるかもしれないし!」

「滅多に起きねえだろ?」

「そう、だけど」


夜泣きの時期も過ぎ、今は怖い夢を見たとか、具合がわるくなったとか、そういうのがなければ、ほとんど起きることはない。


「だからな。久しぶりに一緒に入ろう」

「…………」


何も言わない玲夢の手を引っ張ると、そのままつられるようについてきた。

拒否はしないらしい。

つーことは、一緒に入る気になっているということだ。

頬が緩むのを感じて、きゅっと口許に力を入れて引き締めた。
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