恋の魔法と甘い罠~おまけSS
「ああ、そうなんだ」



もし玲夢がここにいたらテンションが上がっていただろうなぁと頬が緩む。


けど今は家に帰れば玲夢がいるし、前ほど寂しい気持ちにはならない。



数日前に一緒に住もうという話になって、引っ越しはまだだけれど、少しずつ荷物を運びながら一緒に住んでいる。


毎日顔を見て、毎日玲夢に触れる生活をしているだけで、俺の心は十分に満たされている。


そんなことを考えている俺に、紗羽は何かを探るように訊いていた。



「今日はお祝いするの?」


「は?」



何のお祝いだ? と眉を寄せる。


そんな俺を見て、紗羽はさらに深く眉を寄せた。



「まさか、今日が何の日か知らないわけじゃないよね?」


「は? 今日?」
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