恋の魔法と甘い罠~おまけSS
「違う日に渡そうとしていたものを今渡すなんてちょっと非常識なのはわかってる。それに、わざわざこんなことを馬鹿正直に言う必要もなかったんだけどさ。
それでも、誕生日という特別な日にはちゃんと形に残るものを渡したかった。クリスマスにはちゃんと別のものを準備するから、これは今日受け取って?」
眉を下げながらそう言う晴希さんに、胸がきゅっとなる。
「そんなこと、気にしなくてもよかったのに。あたしだって、晴希さんの誕生日を知らなかったからあげていないのに」
「それは仕方ないだろ。付き合う前だったんだから」
「そう、だけど」
でも晴希さんの誕生日は、付き合い始めた日の三日前だった。
二週間経ったときに紗羽さんから聞いて、酷く落ち込んだんだ。
だってあのときに知っていたら、三日遅れくらいならお祝いできたんだもん。
それでも、誕生日という特別な日にはちゃんと形に残るものを渡したかった。クリスマスにはちゃんと別のものを準備するから、これは今日受け取って?」
眉を下げながらそう言う晴希さんに、胸がきゅっとなる。
「そんなこと、気にしなくてもよかったのに。あたしだって、晴希さんの誕生日を知らなかったからあげていないのに」
「それは仕方ないだろ。付き合う前だったんだから」
「そう、だけど」
でも晴希さんの誕生日は、付き合い始めた日の三日前だった。
二週間経ったときに紗羽さんから聞いて、酷く落ち込んだんだ。
だってあのときに知っていたら、三日遅れくらいならお祝いできたんだもん。