予感
「何の味ですか?」
「えーとね…」
すごくフルーティな風味がするんだよね。
多分メロン系は間違いなく入ってると思うんだけど…。
あとはレモン?
イチゴも仲間入り?
「んーと」
オレは一生懸命考えた。
「…砂糖味…?」
その返答に、さすがの愛実ちゃんも言葉を失った。
ちょっと困ったように笑っている。
ゴメン。
オレ、天才グルメレポーターじゃないから、宝石箱がなんたらかんたらは言えないや。
「あ、何だったら試しに舐めてみる?」
「え?」
「オレこっち側しか舐めてないから、反対側は大丈夫だよ」
百聞はひと舐めにしかず。
「別に減るもんじゃないしね」
あ、いや、間違えた。
物理的には減るけど、愛実ちゃんが喜んでくれるなら、全然マイナスじゃないから。
「はい、どうぞどうぞ!」
「え?あ、あの…」
立ち上がり、愛実ちゃんにキャンディーを渡そうとしたその瞬間、伸ばした右手にすごい圧力を感じた。
『え?』と思っている間にキャンディーちゃんが宙を飛び、カコン、と音を立てて床に落ちる。
あ…。
割れちゃった…。
何が起きたのか把握できたのはその数秒後だった。
慧人が俺と愛実ちゃんの間に割って入り、オレの手からキャンディーを奪い取ったのだ。
「えーとね…」
すごくフルーティな風味がするんだよね。
多分メロン系は間違いなく入ってると思うんだけど…。
あとはレモン?
イチゴも仲間入り?
「んーと」
オレは一生懸命考えた。
「…砂糖味…?」
その返答に、さすがの愛実ちゃんも言葉を失った。
ちょっと困ったように笑っている。
ゴメン。
オレ、天才グルメレポーターじゃないから、宝石箱がなんたらかんたらは言えないや。
「あ、何だったら試しに舐めてみる?」
「え?」
「オレこっち側しか舐めてないから、反対側は大丈夫だよ」
百聞はひと舐めにしかず。
「別に減るもんじゃないしね」
あ、いや、間違えた。
物理的には減るけど、愛実ちゃんが喜んでくれるなら、全然マイナスじゃないから。
「はい、どうぞどうぞ!」
「え?あ、あの…」
立ち上がり、愛実ちゃんにキャンディーを渡そうとしたその瞬間、伸ばした右手にすごい圧力を感じた。
『え?』と思っている間にキャンディーちゃんが宙を飛び、カコン、と音を立てて床に落ちる。
あ…。
割れちゃった…。
何が起きたのか把握できたのはその数秒後だった。
慧人が俺と愛実ちゃんの間に割って入り、オレの手からキャンディーを奪い取ったのだ。