キス、のち涙。
中からは、祥吾が苦しそうに声をあげているのが、聞こえてくる。


「祥吾・・・・・・っ!」


私は、好きな人のために何もできない。

何も、してあげることができない・・・・・・。

病気で苦しんでいるのに、何もしてやれない・・・・・・。


祥吾は本当に、もうすぐ消えてしまうのに・・・・・・。






君のために、私は何もできない・・・・・・。

力不足な自分が、嫌になってくる・・・・・・。
< 209 / 332 >

この作品をシェア

pagetop