運命の出会いって信じますか?
お姉ちゃんの表情がさっと変わったような気がした。

「そうよね。きちんと話し合ってみる。やっぱり柏木さんの意見を聞くべきだよね。」

そんなお姉ちゃんを見て、真美はうなずく。

「やっぱり真美さんの人生経験の方が私なんかよりずっと上だわ。」

真美より年上であるお姉ちゃんは笑う。

「結婚前もいろいろあったけど、それより結婚後の方が問題山積みで、なかなか一家の主婦は大変なんですよ。家計や子供の事なんかを考える時、旦那さんと一番最善の方法を考えなきゃいかないですから。肝っ玉も据わってきます。」

一気に真美はそう言って、大きく息をついた。

「でもそうやって何かにぶつかるたびに、旦那さんと信頼が出来て行くものなんです。」

真美は胸を張る。

こんな所がまだまだお姉ちゃんや私が真美にかなわないところなんだなと私は思う。

この場に真美がいてくれて良かった。

私には強い味方が居るんだな。
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