運命の出会いって信じますか?
ずっとお姉ちゃんにはコンプレックスを持って、恨めしい気持ちと羨ましい気持ちにさいなまれてきた私。

でもこんなに素直にお姉ちゃんの為に涙が出るなんて。

自分でも正直驚きだった。

「もう一度二人で相田部長に結婚が決まった挨拶してくるよ。」

柏木さんは私と英輔に笑いかける。

「ところで…、英輔君と華ちゃんの事、詳しく教えて欲しいな。」

ニヤニヤと柏木さんが聞いてきた。

「俺達の話は長いですよ。入社してすぐに付き合いだしたから、もう8年ですからね。」

英輔はしみじみと言った。

「華は全然つれなくて…。俺は大変だったんですから。」

改めて英輔に目の前でそんな事を言われると、ちょっとバツが悪い。

ゆっくり私達の話を英輔は思い出しながら話しているようだ。

こないだから私が思い起こしていた事が重なっていく。

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