運命の出会いって信じますか?
私は玄関に見慣れない靴を見つけた。

「お帰り。華さんにお客さんだよ。」

玄関まで出て来てくれた生都くん。

「えっ?」

私は恐る恐る家の中に入る。

まさか…、両親やお姉ちゃんだったらどうしよう。

そんな私の前に現れたのは意外な人物だった。

「華、元気だった?」

そこに居たのは、名古屋支社の同期の真美だった。

「真美。」

私は思わず真美に駆け寄る。

「明日は日曜日でしょう?こっちに家族旅行で遊びに来たの。」

そして真美は少し俯いた。

「お姉さんから…、まだ華から連絡が来ないから会いに行かない様に止められていたの。でも、やっぱり心配で寄ってしまったの。ごめんね。」
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