恋の魔法と甘い罠Ⅱ
「はる、きさ……何で?」


「電話からBGMが聴こえてきたんだよ。ここで聴いたことがあるものだったから」


「……」


「つーか、何で言わないわけ? ここにいるって言えばよかっただろ?」


「……」



怒ってる……というか、凄く不機嫌そうな顔をしている。


そりゃそうだよね。
あたし、あんな電話の切り方をしちゃったし。


けれど、会いたくないって思ってしまったんだからしょうがない。



「玲夢?」



それに、まさかここに晴希さんが来るなんて思いもしなかったから、晴希さんに何からどう話せばいいのかすら考えてなくて。
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