恋の魔法と甘い罠Ⅱ
その瞳を見ていると、じわりじわりと瞳の奥が熱くなってきて、胸の奥底でずっと我慢していたものがどばーっと押し寄せてくる。


そして今まで誰にも言えなかったことが次々と口から飛び出してきた。



「……あたし、もう、自信がないよ」


「え?」


「待てる自信がない」


「玲夢?」


「……晴希さんのことは信じてるし、ちゃんと何もないってことはわかってるの。
──でもね……」



彩未には今の状態を話していないから何のことを言っているのかわからないだろうに、あたしの口から飛び出してくる言葉の一つ一つをちゃんと受け止めてくれて。
< 165 / 491 >

この作品をシェア

pagetop