恋の魔法と甘い罠Ⅱ
「何かあるなんて思ってねえよ。ただ俺が、面白くなかっただけ」


「……」


「はぁ……。俺、マジでカッコわり」



項垂れながらそう言う晴希さんだけれど、それって嫉妬してくれたってことだよね?



「カッコ悪くない!」


「玲夢?」


「全然カッコ悪くない! 晴希さんがそんな風に思ってくれるなんて、凄く嬉しいよ」



嫉妬してくれたってことは、それだけあたしのことを気にしてくれてるってことだもんね。


ついにやけてしまう口許を隠すように手を当てるけれど、そんなあたしに眉を寄せる晴希さん。



「何にやけてんだよ」


「え!」
< 193 / 491 >

この作品をシェア

pagetop