恋の魔法と甘い罠Ⅱ
そんなあたしを見ながら朔はふーっと息を吐く。



「全部出しちまえ。んで、すっきりさせろ」



そしてそう言ったかと思ったら、



「ちょっ! 何してんの!?」


「出した方が楽になれるって」


「で、でも!」


「いいから。されるがままになってろ」



朔はあたしの口の中に指を突っ込んできた。


それと同時に胃の底からせり上がってくる感覚。



けれどそれのお陰で、ずいぶんと胃が軽くなった。
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