恋の魔法と甘い罠Ⅱ




「ごめんね」


「いや。全然たいしたことねーって」


「でも……」


「すっきりしてよかったじゃん」


「……」



そうだけど。
でもいくらなんでもさっきのことは度を越している。


あんな風にしてもらうなんて。



「俺も勧めて悪かった」


「え」



項垂れながら謝ってきた朔。


でも謝るのはあたしでしょ?


朔は何も悪くないのに。



「玲夢があんまり強くないことわかってたのに、楽しく飲めば嫌なこと忘れられるかなーって安易な考えだった」


「そんなことない! あたしは、嬉しかったんだよ? それに、こんな風になったのは初めてで」
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