恋の魔法と甘い罠Ⅱ
あまりにも優しすぎる表情をしているから、やっぱり直視できなくて視線をそらしながらそう言うあたしに、テーブルを挟んで向かい側に座っている朔は身を乗り出して少し距離を詰めてきた。
「なあ」
「ん?」
「……俺んとこに戻ってこいよ」
そのままあたしの頬にかかる髪をそっと掬ってそこにキスを落とす朔に、
「な、な、何やってんの!?」
慌てて身を引いたけれど、心臓はばくばくとあり得ないほどの爆音を鳴らし始めて。
「何って、髪にキス?」
「わ、わかってる! そうじゃなくて!」
「玲夢が『何やってんの?』って訊いたんだろ?」
「なあ」
「ん?」
「……俺んとこに戻ってこいよ」
そのままあたしの頬にかかる髪をそっと掬ってそこにキスを落とす朔に、
「な、な、何やってんの!?」
慌てて身を引いたけれど、心臓はばくばくとあり得ないほどの爆音を鳴らし始めて。
「何って、髪にキス?」
「わ、わかってる! そうじゃなくて!」
「玲夢が『何やってんの?』って訊いたんだろ?」