恋の魔法と甘い罠Ⅱ
フロアには晴希さんがいる営業一課の明かりが微かに漏れている。
万が一晴希さん、鷹山くん、榊課長以外の人がいたら……と思うと、無意識に忍び足になっていて。
ロビーでのときとは違って、サンダルの音は全く響いていない。
そしてそっとドアに手をかけて開こうとする。
「ひぃっ!」
けれど、それよりも先に肩に手を置かれて声にならないほどの悲鳴が漏れた。
み、見つかった!?
いったい誰に!?
恐る恐る振り返るとそこにいたのは──
「何こそこそしてんの?」
「た、鷹山くんっ!」
「ちょっ、何で泣きそうになってんだよ!」
「だってえ……」
ほっとしたのか、ぶわっと涙が込み上げてきて。
万が一晴希さん、鷹山くん、榊課長以外の人がいたら……と思うと、無意識に忍び足になっていて。
ロビーでのときとは違って、サンダルの音は全く響いていない。
そしてそっとドアに手をかけて開こうとする。
「ひぃっ!」
けれど、それよりも先に肩に手を置かれて声にならないほどの悲鳴が漏れた。
み、見つかった!?
いったい誰に!?
恐る恐る振り返るとそこにいたのは──
「何こそこそしてんの?」
「た、鷹山くんっ!」
「ちょっ、何で泣きそうになってんだよ!」
「だってえ……」
ほっとしたのか、ぶわっと涙が込み上げてきて。