恋の魔法と甘い罠Ⅱ
けれど、好きな人の誕生日をパスワードにするなんて、それを入力する度に幸せな気分になれるんじゃないかと思って、あとで変えようと本気で思った。
「で? 何て?」
「え?」
「あいつはわざわざ俺のスマホから玲夢にかけて、何て言ってきたんだ?」
「今、ホテルにいるって。一部屋しか空いてないって」
石崎さんはあのときそう言ったあと、今晴希さんはどうしているかを話そうとしていた。
けれど、あたしはその先の言葉を聞きたくなくて電話をきってしまったんだ。
「それだけ?」
「え?」
「いや、それだけしか聞いてないなら、玲夢はすっげー嫌な思いしただろ?」
「で? 何て?」
「え?」
「あいつはわざわざ俺のスマホから玲夢にかけて、何て言ってきたんだ?」
「今、ホテルにいるって。一部屋しか空いてないって」
石崎さんはあのときそう言ったあと、今晴希さんはどうしているかを話そうとしていた。
けれど、あたしはその先の言葉を聞きたくなくて電話をきってしまったんだ。
「それだけ?」
「え?」
「いや、それだけしか聞いてないなら、玲夢はすっげー嫌な思いしただろ?」