恋の魔法と甘い罠Ⅱ
「えっと……何が?」



あたしがそう訊くと、晴希さんはまた溜め息を吐く。



「これ以上シたくなるっつってんの」


「え!」


「よっきゅーふまん、ってこと」


「……」


「当たり前だろ? ずっと玲夢に触れてなかったんだしさ」



晴希さんにそう言われて、いつもなら“何言ってんの!?”なんて言っているところだけれど、今のあたしも晴希さんに触れたくてしょうがなかったからそう言うことはできなくて。


しかも“それ以上”してもいいと思っているあたしもいて。


ああ、あたしはかなり晴希さん不足だったんだなと実感する。
< 321 / 491 >

この作品をシェア

pagetop