恋の魔法と甘い罠Ⅱ
「うんでも、すっごく幸せだよ」


「琉生が忙しくてあまり帰ってこれなくても?」


「うん。それでも琉生はあたしを大切にしてくれるから」



左手の薬指に嵌められた指輪を触りながら微笑んでいる彩未は本当に幸せそうで。



「いいなぁ、そういうの」



心の底から羨ましいって思った。



「玲夢ももうすぐでしょ?」


「うん」



晴希さんとの結婚式はいつの間にかあと二ヶ月に迫っていた。


相変わらず忙しい晴希さんの代わりに、あたしが一人で式場に出向いて打ち合わせとかしているんだけどね。


でも忙しい合間をぬって、来週一緒に衣装合わせには行くって言ってくれているから、今はそれを楽しみにしているんだ。
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