恋の魔法と甘い罠Ⅱ
「やっべ、すっげぇ嬉しいんだけど」


「ほ、本当?」



晴希さんなら喜んでくれると思いながらも、もしかしたらそんなに嬉しくもないのかもしれないとも思ってしまっていて。


こうやって体全体で嬉しさを表現してくれている晴希さんを見て、心からほっとした。



「当たり前だろ! 嬉しいに決まってる!」



満面の笑みを浮かべながらそう言ってぎゅっと抱き締めてきた晴希さん。



「ちょっ、だ、だめだって!」



隅の方に寄っているとはいえ、ここにはスタッフやお客さんがちらほらと人がいる。


こんな場所でそんなことされると物凄く恥ずかしい。
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