恋の魔法と甘い罠Ⅱ
さっき裸をさらしてしまったときのことを思い出して、頬がまたカッと熱くなる。



「あーもう、焦れってーな!」



晴希さんはまた溜め息をついてそう言ったあと、ぐっと距離を詰めてあたしの腕に手を伸ばしてきた。



「きゃー! やだやだ!」



そのままぐいっと引っ張られて、前のめりになりながら晴希さんの肩辺りに顔が埋まるようにぶつかった。


そのまま背中に腕を回してきた晴希さん。


あたしは晴希さんの足を跨ぐように座っていて、この体勢めちゃくちゃ恥ずかしい。


たまーにだけれど、晴希さんと一緒にお風呂に入るときがある。


そんなときはいつも後ろから抱き締められるような感じで。


そのときの体勢の方が断然恥ずかしくないし、体を捻って向きを変えようとしたけれど。
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