恋の魔法と甘い罠Ⅱ
小さなうどん屋さんと言えども人がいない訳じゃない。


それにあたしが知らないというだけで、ここには同じ会社の人がいるかもしれない。


もしそうなら、婚約していることを知っているにしても、“抱き締めてキス“なんてされたら恥ずかしくてしょうがない。


いや、知らない人ばかりでも恥ずかしいに決まっている。


もう二度とこのうどん屋さんには来れなくなってしまう。


なんてことを考えていると、うどんがやって来た。


気づけばお昼休みも残り30分ほどになってしまっていたから、慌ててそれを口にした。
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