恋の魔法と甘い罠Ⅱ
そんなあたしに晴希さんはぷっと吹き出す。



「相変わらず可愛い反応しすぎだっつーの」


「え」


「場所考えろよな」


「場所?」


「そんな反応されたら、抱き締めてキスしたくなるだろ?」


「ええっ!? だ、駄目だよっ!」



身体ごとそらすように椅子の背もたれにもたれ掛かると、晴希さんは眉を寄せる。



「あからさまに避けんなよ」


「だ、だって! 晴希さんが変なこと言うから!」


「変なこと? そんなこと言った覚えはねーけど?」



晴希さんはそう言うけれど、『抱き締めてキスしたくなる』って言ったんだよ?



「晴希さんこそ、場所考えてよね」
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