恋の魔法と甘い罠Ⅱ
ゆっくりと鳥居を潜ると、すぐに拝殿があってそこで参拝できるようになっていた。



「うさぎの神社って、何にご利益があるのかなぁ」



手を合わせようとしたらふとそんなことを思った。



「ここに書いてあるぞ」



晴希さんが指差した方へ視線を向ける。



「『参拝者にうさぎの様な良好な人間関係、子宝をもたらすと言われています』だってさ」


「へえ」


「よし、参っとくか」


「うん」


「玲夢には元気な子を産んでもらわなきゃならねーしな」


「え!? 子供!?」



晴希さんの予想外の言葉につい大きな声が出た。



「子宝、つったら、子供だろ?」


「え……あ、うんそうだけど」
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