恋の魔法と甘い罠Ⅱ
「はあ?」



眉を寄せながらあたしの方を振り返った晴希さん。



「玲夢を見てりゃわかる」


「え」


「小学生みたいにはしゃいでんじゃん」


「……」


「楽しいのはわかってるから。つーか、突然何を言い出すんだよ」


「……」



晴希さんが足を止めたのは、あたしの溜め息とは全く関係がなかったらしい。


あたし、完全に空回ってるじゃん。
恥ずかしい……。



「それより、ここに行ってみる?」



晴希さんの視線の先を追うと、そこには小さな神社がある。


え!? このうさぎ広場の中に神社があるの!?


小さな鳥居の横には“うさぎ神社”と書いてあって。



「うん、行く!」



どんな感じなのか行ってみたくなった。
< 56 / 491 >

この作品をシェア

pagetop