恋の魔法と甘い罠Ⅱ
◇◇◇



「……いっ、たー……」



ずきずきと痛む頭を抱えながら目を開けると、眩しい光が飛び込んできて、それがまた頭痛を酷くさせてしまう。


けれど今の状況に違和感を感じて、眉間に皺を寄せながら瞼を上げる。



「……」



あたし、どうしたんだっけ?



昨夜は悠亜さんと飲みに行って、そこで鷹山くんと斉藤くんに会って相席したんだよね?


そして、晴希さんからの電話でめっちゃ落ち込んで……。



「……」



あたし、どうやってここに帰ってきたの?


全く覚えていなかった。


とりあえず悠亜さんに訊いてみなきゃ、と頭を抱えながら起き上がる。


視界に入ったバッグを手に取り中からスマホを取り出す。
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