Engage Blues





「【鳳麟顕成】ッ!!」




 ドンッ!!
 周囲の人間もろとも門を吹き飛ばした。



「……なななな」


 砕け散った木材の中、尻餅をつく男たちの前に立つ。



「待て待て、話せばわかる!」



 すっかり戦意喪失した門下生を見下ろし、私は冷たく要求する。






「あんたたち。死にたくなければ、美由紀のところに案内しなさい」












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