強引上司とオタク女子
*
「またヨーグルト食べんのか? そんな好きなの?」
会議スペースでコンビニ弁当を広げる私に、国島さんが不思議そうに言う。
「好きですね」
御影石くんがね。
「ふうん。じゃあ、俺のもやろうか」
「えっ」
確かに、国島さんのコンビニ袋にも入っている。
でも欲しいのはその上ぶただけでいいんだよね。いい加減、ヨーグルトも食べ飽きてはいるし。
「いやいや、いいですよ」
「そう?」
でも上ふたは欲しい。
ヨーグルトを睨みながらしばし考える。
閃いた!
ここはしおらしく、最後片付けますよとかなんとか言って、奪えばいいじゃーん
「……お前って」
思わず彼の存在を忘れて無言で食べてたら、目の前の国島さんが苦笑する。
「ホント俺の事眼中にねぇのな」
「何なんですか、昨日から。国島さんだって私のことなんて眼中になかったでしょう」
「昨日の昼までな。でも今はある」
「振られたからって純真な乙女を弄ぼうとしないでください」
「純真な乙女ならもうコロッと落ちる頃だろ。どっちか言ったらお前は疑り深いいけず女だ」
カチーン。
なんなのそれ、女の子に言うセリフじゃないし。
「喧嘩売ってんですか」
睨み返すと、国島さんはますますニヤニヤ笑う。
「そのくらい肝っ玉デケェし、ハキハキしてんのにさ。なんで川野は恋愛に関してはネガティブになるわけ?」
予想外の返しに、思わず動きが止まってしまう。
失礼なことと余計なことを言われた気がするけど、怒ってもいいものだろうか。
「またヨーグルト食べんのか? そんな好きなの?」
会議スペースでコンビニ弁当を広げる私に、国島さんが不思議そうに言う。
「好きですね」
御影石くんがね。
「ふうん。じゃあ、俺のもやろうか」
「えっ」
確かに、国島さんのコンビニ袋にも入っている。
でも欲しいのはその上ぶただけでいいんだよね。いい加減、ヨーグルトも食べ飽きてはいるし。
「いやいや、いいですよ」
「そう?」
でも上ふたは欲しい。
ヨーグルトを睨みながらしばし考える。
閃いた!
ここはしおらしく、最後片付けますよとかなんとか言って、奪えばいいじゃーん
「……お前って」
思わず彼の存在を忘れて無言で食べてたら、目の前の国島さんが苦笑する。
「ホント俺の事眼中にねぇのな」
「何なんですか、昨日から。国島さんだって私のことなんて眼中になかったでしょう」
「昨日の昼までな。でも今はある」
「振られたからって純真な乙女を弄ぼうとしないでください」
「純真な乙女ならもうコロッと落ちる頃だろ。どっちか言ったらお前は疑り深いいけず女だ」
カチーン。
なんなのそれ、女の子に言うセリフじゃないし。
「喧嘩売ってんですか」
睨み返すと、国島さんはますますニヤニヤ笑う。
「そのくらい肝っ玉デケェし、ハキハキしてんのにさ。なんで川野は恋愛に関してはネガティブになるわけ?」
予想外の返しに、思わず動きが止まってしまう。
失礼なことと余計なことを言われた気がするけど、怒ってもいいものだろうか。