銀魂(恋愛)
第九話 心の鍵
俺たちは早速、枝垂桜の元へ向かった。


新「えっ!?その百合さんと和泉さんは双子なんですか?」


和「そうなのよ」



せ「昔はね私達と共に戦ってきた仲でもあるのよ。

攘夷戦争って知ってる?」



新「攘夷戦争に参加してたんですか!?」



せ「百合ちゃんはすっごく強かったんだから~
銀時ともほぼ互角よ?」

神「まじアルか!?
見てみたいアルー!」



銀「ほらほら、てめぇら遠足気分なのもそこまでだ、もう着くぞ~」










































神「おぉぉ!!綺麗アルなーー!!」


新「呪いの枝垂桜とか言ってましたけど、見た目は全然綺麗ですねー!」






銀「おい、お前ら景色を堪能してるのもいいが作戦忘れるなよ?


あぶねぇと思ったらすぐ、逃げろ。
わかったな?」




神「アイアイサー!!」





作戦はまず神楽たちが枝垂桜の近くに行き、百合を下へ下ろさせる。

そこに俺たちが行き、百合を取り押さえる。



ちょっと乱暴かもしれないが…今はこれしかなかった。








俺たちは茂みの中で待機していた。


和「っ!!!来る……殺気を感じる…」





銀「百合……」









ーー百合side


二人の足音が聞こえる。


百「…子供が二人か……」




私は枝垂桜から下りた。









新、神「っ!!」






百「貴方たち……ここの噂を聞いて来たの…?」




新「あ……いえ…僕達は万事屋という者です…」






万事屋…?まさか…この子達は……





いきなり突然風か強くなった。
雪も降り始めてきた。

もうすぐ吹雪になるだろう……




百「っ……ここは危険だ。
早く帰りなさい」


神「それはできないアル」









すると突然目の前に、人が現れた。



百「っ!!!」







新「っ!?ぎ、銀さん!?せつなさんに、和泉さんも!?」








和「……ようやく……ようやく会えた……百合……」





せ「百合ちゃん……」








銀時とせっちゃんは和泉に掴まっていた。




そうか……瞬間移動で…







和「百合……帰ろ?」




貴「帰る……?私の家はここよ。
ここには兄上もいるし、桜華ちゃん、蓮だっている。





私は一人じゃないのよ…





今が……









十分に幸せ……」
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