その瞳をわたしに向けて
「悪いがちょっと聞きたい事があるから席を外すよ。店の店員に日本語の出来る人がいるから案内してくれるそうだ」
そう言って松田は話していた店員と奥へ入っていった
代わりに日本語の出来る女性店員が茜に、シルバー工房の見学と簡単な体験をさせてくれた
「あなたの彼氏って格好いいわね、羨ましい。」
女性店員が茜に歩み寄って言ってきた
「ははっ、彼っていうか…………」
「ああっ、フィアンセなのね。今、あなたのオリジナルの指輪の相談してるわよ奥で。
ダイヤとアメジストの石を嵌め込んでプラチナリングのデザインをあなたの指のサイズでって………」
「えっ?!」
「さっき指のサイズ計ったでしょ。あっ!もしかして、プロポーズのサプライズだったかしら…………」
店員が口を押さえて肩を屈める
「……………っ」