その瞳をわたしに向けて
「って言うか、荷物をほどくな!!」



すぐにホテルの空きに予約を入れて、
とにかく彼女をそのホテルまで送って行った





「お父さんが、茜は任せるって言ったじゃない………」


「それは、次の日の観光の事だろ」


「長い付き合いになりそうだって言ったら、はいって………」


「仕事の事だろ?」


「私とも付き合ってくれる?って聞いたら、もちろんって言った!」


「だから、旅行に来たときの通訳には付き合うって意味だろ普通」


「……………」

「……………」


「なんなのよ…………もう」

ホテルのロビーの応接用のソファーで項垂れる茜

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