その瞳をわたしに向けて

ローテーブルにソファー、本棚とキングサイズのベッド

昔、松田が住んでいた時と家具のサイズや配置が似ていた。

「お前、俺とやり直す気満々だったんだな…………」


「ちっ……違う、この配置がしっくりきてたのっ!あんまり考えなくてよかったし………」


松田は、一方向で視線をとめた


「……………でかいベッドだな。」


「……………っ!!」

クスクスと肩で笑いをこらえながら、「今日泊まっていっていい?」と言われて…………

俯いてコクンと頭だけ下げた







眠たいのに、眠れない。

隣にいる松田を夢の中に連れていきたくない

眠ってしまったら朝、隣に誰もいないかもしれない。



「剛平…………明日は?仕事?」
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