その瞳をわたしに向けて

焼きたてのベーグルに簡単なハムエッグとコーヒー

大体二人の朝食はこんな感じで………………
休日は、と言うか………ほぼ毎日剛平がやってくれる

土日祝日、私が仕事って時が多いから

晩御飯はやっぱり鈴政に御厄介になる事が多くて…………

イヤイヤ、私だってやるときゃやりますよ!!

だだね、料理を教わろうと度々実家に剛平と行くとママったら、剛平にばっかり教え込んで…………

お陰で料理にハマったのは剛平の方

元々器用なのよね、彼の方が…………



「今日、どんなの着るんだ?」

二人揃ってベーグルをパクつきなが顔をあげた

「ふふっ………ピンクの超ヒラヒラ。花嫁さんより目立つかも」

「年齢的にギリギリだろ、もう2……っいて!」

「…………煩い黙れオヤジ」



兄さんからは大反対をされたが、
二人で暮らし始めてもう一年になる




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