その瞳をわたしに向けて
そりゃ、立花さん荒れる訳だ………
常務はそれで急いで私に縁談の事話したんだ………
「常務、それはちょっとひどくないですか?」
「…………じゃあ、まだ俺を信用できない?」
常務があの翠色がかった瞳で懇願しながら手を優しく掴んでじっと立花を見上げる
……………それは反則だろ、立花さんもう動けない
「………………」
美月は額に手をあて大きな溜め息をついた
「大変なのは立花さんじゃないですか。これからだってちゃんとおば様達を説得できるんですか?」
美月の言う事に、常務は「そうだね」と含み笑いを見せた
「だから、清宮さんには春香と仲良くしてもらいたくてね。」
「…………」
なるほど、セレブ間の権力付けってやつだな……………
確かに実は清宮家の人間とお友達となれば、彼女に箔が付くよね
この私に立花さんと仲良くしろって言う事?
美月は持っていたミルクティーを全部飲み干してゴミ箱へ