虹の下で願いを
プロローグ
「知ってる?虹の下で願い事を知ると願いが叶うのよ。」
「じゃあ私、虹さんにたくさんお願いする!お婆ちゃんのお願い事も私が言ってあげるよ。」
お婆ちゃんの言ったことを疑いながらも幼かった頃の私は目を輝かせながら言ったっけ…
「だめだめ、そんなにいっぱいお願い事はできないのよ。願いが叶うのは1回だけ。
だから、そのお願い事は貴方の1番大切なことの為にとっておきなさい。」
「そっか…うん、じゃあそうする。」
「えらいえらい。」
いつお願いしよっかな、お絵描きが上手になりたい、足が速くなりたい…たくさんあるな。
「あ、そうだ虹さん虹さんどうか私に…」
「じゃあ私、虹さんにたくさんお願いする!お婆ちゃんのお願い事も私が言ってあげるよ。」
お婆ちゃんの言ったことを疑いながらも幼かった頃の私は目を輝かせながら言ったっけ…
「だめだめ、そんなにいっぱいお願い事はできないのよ。願いが叶うのは1回だけ。
だから、そのお願い事は貴方の1番大切なことの為にとっておきなさい。」
「そっか…うん、じゃあそうする。」
「えらいえらい。」
いつお願いしよっかな、お絵描きが上手になりたい、足が速くなりたい…たくさんあるな。
「あ、そうだ虹さん虹さんどうか私に…」