虹の下で願いを
第1章

最悪の出会い

目が覚めると、私は自分の部屋のベッドの上にいた。



「夢か…」



あの時、お婆ちゃんが教えてくれたことははっきりと覚えている。



「あの時、何をお願いしたっけな…まあ呪文が違ってたから



カウントされてないんだけどね」



後から教えてもらったことだけど、願い事を叶えるためには



正しい呪文を唱えないといけないらしい。



「なんだったっけな」



……………。





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