彼が嘘をついた
私たちの席は、女子が3人もいるから、サラダやお寿司·ローストビーフにエビチリ、そして焼肉まで、たくさんのお皿が集まった。
ヒロくんと隼人くんは、鉄板の上でお肉を焼いている。
しかし、お肉が焼けるまで…

「エビチリ美味い」
「ローストビーフも美味いよ」
と、いろいろと食べていた。

その結果…
「大樹、隼人!お肉、焼けたよ!」

真由子が言い、私が2人に焼けたお肉を配る。

「あー!そんなに1度に食えないから、土屋や小林たちにもやって!」

なぜか隣の席の男性たちにも配ることになり、結果、隣のお肉は楓恋が面倒を見ることになった。

「お肉、もっと取ってくる?」

全部のお肉を焼き終わり、隼人くんたちの顔を見ながら私は聞いた。

「もちろん!」とヒロくん。

「一緒に行くよ」と隼人くん。

「土屋くんたちは?」

「あー、お願いします」

まだ鉄板で焼いていたけど、一応聞いてみた。

「分かった。
なにがいいとかある?」

「何でも大丈夫!
佐久間さんに任せます」

「遥、私も行くよ」

「大丈夫だよ。
楓恋はお肉を焼いてあげてて」

私はそう言って、お店のサンダルを履いた。

隼人くんと歩き出すと、

「遥。こっちのお肉もお願い。出来ればカルビとハラミね」

恵に言われた。


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