恋色×模様
「ちょっと待ってよ!」







飛鳥のあとを着いてくように私も走りだす




あの時、飛鳥があんな真剣な顏するから
なんだかドキドキしちゃったじゃん…






まだ少し体が熱っているように感じた。







「しょうがねえなぁっ、夏希と一緒に帰ってやるか」




そういってこの日、私は飛鳥と帰った。





なんとなくぎこちなかった花火の日以来だったから
なんだか嬉しい気分になる自分がいた。














だから気づきもしなかったよ…



実はこのことをずっと見てた人がいたなんて






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