恋色×模様

よくわからないまま廊下へと出る。







そこにいたのは昨日の3人組だった。




田中さんだけはなんだか後ろに隠れているように思えた。




「なっちゃんに用事があるんだってっ」



そう言って友達は教室に入っていく。






「えっとー…?」


夏希が申し訳なさそうに聞くと
はじめに口を開いたのは茶髪でロングヘアの子だった。



「いきなり呼び出してごめんねっ?実は聞きたいことあってさ」



「聞きたいことって?」


「ほらっ紗弥!」


「うんっ…」


そう言われてでてきたのは田中さんだった

< 66 / 89 >

この作品をシェア

pagetop