恋色×模様
心細くて何度も泣きそうになったけど
何度も堪えた。
「なつきちゃん?」
上を向くとそこにはずっと待っていた
飛鳥の姿だった。
「あ…すかちゃん…?」
「なにしてるの?」
「あすかちゃんのことまってた」
この日飛鳥はお母さんの買い物に着いていっていた。
私との約束を忘れてた訳じゃない。
飛鳥も私と同じこと考えていたんだ。
「なつきちゃん、これかってきたんだよっ」
そう言って飛鳥が私に差し出したのは
やっぱりあのレモンのアイスだった。
