オトナチック
家に帰ってメイクを落とすと、冷蔵庫の確認をした。

「うわー、すごいなあ…」

1人暮らしの男の冷蔵庫事情は寂しいものだと思っていたけれど、杉下くんの家の冷蔵庫事情はすごかった。

例えるとするならば、主婦である。

と言うか、
「几帳面だな…」

残ったご飯はラップに包んで冷凍してあった。

「よし、作るか」

冷蔵庫の確認をした後、私は呟いた。

これだけ材料があったら、わざわざスーパーマーケットへ買い物に行かなくても大丈夫そうだ。

冷蔵庫から材料を取り出すと、調理に取りかかった。
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