オトナチック
テーブルだった。

「これ、折りたたみ式なんだよね」

杉下くんはそう言うと、テーブルの脚を伸ばさせた。

「はい、完了。

食事が終わったら、また片づけてさっきのところに入れてくれればいいから」

床のうえにテーブルを置くと、杉下くんが言った。

「ありがとう。

次からはそうするね」

そう言った後、私は炒飯とスープをテーブルのうえに置いた。

「あんまり場所取らないからいいんだよね。

終わったらすぐに片づけることができるからさ」

そう言いながら、杉下くんは腰を下ろした。

「じゃ、いただきます」

両手をあわせて言った後、杉下くんは炒飯を口に入れた。
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