HEART【執筆中】

お迎え

「おは────!!!」



次の日、学校に着いたら、真っ先に愛歌の所に向かった。



「わぉッ!!何何??妙にテンション高いぢゃん♪」



めっちゃ興味ありそうに聞いてくる愛歌。




「実はァ~、昨日、智広にコンサートチケット貰っちゃった☆」


ジャーン!て見せたら、目を輝かせた。



「キャー!!本物!!」




・・・当たり前でしょ!!



「良かったぢゃん、亜姫♪」



「うんー♪しかも、1番前だしね!」



普通に答えたら、ちょっと怒り気味。




「ぢゃなくてー、歌手として、そぉぃぅチケットを渡す人ッてのは、自分の大切な人だって事だよー。」




・・・・・・はッッ!??




「えッッ!?そうなの・・・??ッてか、その情報はどこで・・・??」



「ん?噂。でも、カナリ有名な噂だよ、コレは。」




まじで・・・・・・。






・・・大切な人・・・・・・??







「赤くなってんなよッ!!ッてか、今日、智広君は??」



「え──///今日は、一応午後カラ、学校来るッて♪」



今朝、智広カラのメールに、そう書いてあったの。



伝えると、愛歌はあたしの肩を、バシッと叩いた。



「んなら、昼休みに校門まで迎えに行ってやれよッ!!」



あたしは、叩かれた所を押さえながら言った。



「ぇッ!!あ・・・暑いですよ・・・??お外は・・・」



「我慢しなよッ、そんくらい!!そんな情報、得てるのは、亜姫くらいなんだからさッ♪」





・・・はッ!!


それもそか!





あたしッて・・・バカだー;;





こんな奴が、智広に勉強教えててイイのだろぅか・・・;
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