黄金と四聖獣
一夜明けた、私はあたりが明るくなってから
目を覚ます。
隣には、シオン様が気持ちよさそうに眠って
いた。
エーラとゼンとクオンの姿はなく、
シオン様を起こさないように天幕を出た。
すると、天幕のすぐそばでゼンとエーラが
朝食の準備をしているのが見えた。
「おはよう…ごめんなさい、寝坊しちゃって」
そう私が声をかけると、
「いいよ、俺達が早く起きただけだし」
とエーラが言う。
その横で、クオンはピィーと鳴く。
そのクオンの足下にある、細長いものが
何かわからず、私はそれを凝視した。
「…へ…蛇…?」
そういうと、ゼンが
「今日の朝飯」
と、さらりと言い放つ。