黄金と四聖獣
「ちょ…ちょっと待って…蛇を食べるの?」
「なんだよ、別に珍しいことじゃないだろ」
と、ゼンがぶっきらぼうに言い返す。
「さっきまで狩りにでてたんだけど、蛇以外見つからなかったんだ」
そうエーラが付け足した。
でも…でも、蛇は昔一度噛まれてから
大の苦手だ。
「クオン、それくれ」
とゼンがクオンに向かって手を伸ばすと、
クオンは飛び上がって蛇をゼンの手の上に
乗せた。
「ひ…」
私がずるると後ずさりすると、ドンッと何かに
ぶつかった。
「大丈夫か?」
そう後ろから顔をのぞき込んで来たのは
シオン様だった。
「だ…ダメかもしれないです」
と答えると、シオン様は慌てて、
「どこか体が悪いのか?」
と心配そうに聞く。