黄金と四聖獣
「ちびイーリア」
「…」
「おい」
「…」
「朱雀」
「…」
「…フィアネ」
「…」
「悪かったって」
「本当に思ってる?」
私はやっと口を開いて、ゼンを睨む。
「予想以上に面白かったけどな」
「…射抜いてやろうかしら」
けらけらと笑うゼンに怒りが湧いてくる。
「まぁまぁ、フィアネ仲間内で物騒なこと言うな」
そうシオン様が苦笑いしながら割って入る。
「…すみません」
迷惑をかけてしまっているようだから、
私はシオン様に謝った。
そして、
「次に蛇でからかったら本気で怒るからね」
とゼンに向かっていった。
「ま、お前が怒ってもそんな怖くなさそうだけどなー」
ゼンがそっぽを向いていうのにムカッとしたが
これは堪える。
シオン様に迷惑かけるわけにはいかないもの。