黄金と四聖獣



「では、そこにいるのはエーラですか?」



私の隣にいるエーラに目を向けて、


期待を込めて聞くブリドアに、エーラは


こくりと頷いた。




それを見るとブリドアは素早く立ち上がって


ガシッとエーラを捕まえた。




「ひっ…」


そのブリドアの行動に、エーラから小さな悲鳴


がもれた。




「ちょっと大人っぽくなったか?髪型も違うからわからなかった!」



そう言いながらブリドアは、たくましい腕で


エーラを絞め殺す勢いで抱きしめた。



青ざめながらもがくエーラに、満面の笑みの


ブリドア、それを微笑みながら見るシオン様を


見ていると、昔からの仲の良さがよくわかった






「盛り上がってるとこ悪いが、俺達はもう行かなきゃならねぇんだ」



それに水をさすように、ゼンが割って入った。





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