黄金と四聖獣


そして、そこから飛び出してきた兵を


エーラが一瞬で斬り伏せると、



四方から兵が飛び出してきた。


「…これは随分な数だな…」

と、私はため息混じりにいう。


「もう諦めたんじゃないかと思ってたんですけどね…」


と、エーラもため息をつく。


ただ、隊長格は居ないようだった。



「二人なら、」


「やれますね」


私の言葉に続くようにエーラは言うと、


背中合わせになる。





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